ブランドストーリー
ご来店ありがとうございます。
Zen-Bio Matcha代表の長谷川葉月です。2022年2月にBio Matcha Japanというブランド名で抹茶事業を立ち上げました。
ここでは抹茶事業を創業した経緯についてお話しさせてください。
茶道との出会い
私が茶道と出会ったのは大学時代に母に誘われて妹と共に習い始めたことがきっかけでした。幼い頃から親しんだ隣近所のおばさんが師匠でもう20年以上通い続けています。
はじめは乗り気ではなかったもののいざお稽古を始めてみるとお点前や所作の美しさと一服のお茶がもたらす安らぎに次第に魅了されていきました。
結婚後は仕事や夫の海外赴任に帯同したため一時中断しましたが、30代半ばに再び同じ社中で再開し、表千家の講師資格も取得。
茶道は私にとって単なる趣味を超え、いつしか生活の一部となりました。
習い始めた頃の初釜にて
コロナ渦で感じたこと
2020年、私はこれまでに感じたことのないような心身の不調に見舞われました。40代半ばで出始めた更年期症状とコロナでストップしてしまった輸入の仕事。この先どうなるんだろうという言いようのない不安に苛まれました。
コロナで外出もままならなかった期間、とりあえず免疫力をつけようと毎日抹茶を飲んでいたら不安でざわついていた心が波が引くようにすーっと落ち着いたのです。私の中では「喫茶去」という禅語がしっくり感じた瞬間でした。
普段のお稽古ではお点前ばかりに気を取られて気づかなかったこの経験を通じ、抹茶自体の魅力を茶道体験のない方にも伝えたいと一念発起。2021年末に宇治の茶農家さんを訪ねて取引交渉をして翌22年に創業しました。
宇治の有機茶畑にて
当社が大事にしていること
当社では20年以上の茶道経験から茶筅を使って抹茶を点てて飲むことを推奨しています。茶筅がなくても抹茶を飲むことはできますが茶筅で点てると同じ抹茶でも味が全く違います。また抹茶を点てて頂く一連の行動がマインドフルネスに繋がると考えております。そのためインバウンド茶道体験を始めとした抹茶のワークショップやイベントなども定期的に行っています。ご興味のある方はInstagramで告知をしているのでご覧ください。
Zen-Bio Matchaは抹茶を通じて健康と安らぎを提供し、お客さまの「心の茶柱」となるような企業を目指しています。
どうぞ末永くご愛顧くださいますようよろしくお願いいたします。
Zen-Bio Matcha 長谷川葉月(宗葉)